ブレゲの歴史を探訪しよう!

世界中の時計ファンが1本は手に入れたと思っている、そんな時計メーカーがあります。
その名は、ブレゲ
1775年創業の歴史を持つ老舗時計メーカーとしても知られていますが、なんといってもその精密な職人技と贅沢を極めた素材使い。
中には、1本で数百万円するモデルもくだらく、かなりの高級腕時計としてもしられています。
さて、そんなブレゲなのですが、案外歴史を知る人というのも多くなく、どういった成り立ちとなっているのか分からないのです。
折角、最高のブランドを手にするのであれば、歴史は知っておくべきでしょう。
では、早速ブレゲの歴史を紹介していきましょう。

1775年に創業したメーカー

ブレゲが生まれたのが、1775年。
アブラアム=ルイ・ブレゲがパリで創業させています。
経営を続けていたアブラアム=ルイ・ブレゲなのですが、死後、子であるアントワーヌ=ルイ・ブレゲ、孫のルイ=クレマン・ブレゲが、この工房を継ぐこととなります。
しかし、当初は時計メーカーとして成功した訳ではなく、ルイ=クレマンは電気通信で成功を収めることとなったのです。
結果的に、この電気事業を中心にするため、工房で働いていたイギリスの時計師エドワード・ブラウンに売却。
3代に続いてブラウン家が運営した後、宝石細工商ショーメが商標を買取。
そして、フランス資本のPPRがショーメごと買収して今に成り立ちます。

買収の歴史

ブレゲは、数々の人々の手に渡っていることでも知られています。
先程のショーメの売却から、PPRと来ているのですが、この傘下の時代にショーメから独立を果たします。
その結果、1987年にはサウジアラビア系投資会社インベストコープに売却されることとなり、そこで時計づくりを続けて行くこととなります。
数々の名作を生み出していった背景には、このインベストコープ時代にレマニアとの関係を築き上げる事となったことでしょう。
なんと、社屋も隣接させるほどとなっていたのですから驚きですね。
こういった、裏の歴史に今のブレゲが見えるのでしょう。

そして現在のスウォッチへ

さて、このインベストコープの時期なのですが、一切長期保有という契約では無かったために、LVMHやリシュモン、スウォッチグループという大手への売却を持ちかけられることとなります。
そういった結果で、スォッチが1999年にレマニアとブレゲを回収する事になったのです。
結果的に、レマニアと共にスウォッチグループに買収されましたが、世界有数のグループでもスウォッチに買収されることにより、最終的には成功となるのです。
場所などによっても大きく変化してくことが良くわかる、そんな買収物語だったのではないでしょうか。

営業を持ち直したブレゲ

スウォッチグループの下で業績を回復させていったブレゲは、高級腕時計のメーカーとして名を馳せることなります。
アブラアム=ルイ・ブレゲが手掛けた複雑時計の再現、シリコン製の部品など新技術開発など伝統的でありながらも、より洗練させた新しい時計づくりを続けています。
1993年からはブレゲの7代目の子孫エマニュエル・ブレゲが参加。
血筋を持つ人物の参入は大きな話題を呼び、エマニュエル・ブレゲは、現在ではブレゲ歴史遺産研究員としてブレゲ家及び会社の資料の管理、さらにはパリ・ヴァンドーム広場にあるブレゲ博物館の館長として活躍をしているそうです。